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Week 33 2017.04.10-2017.04.16

Topic: Phase5(収穫最盛期)

【先週Week32のおさらい】

★茎の太さ: 0.85cm (目標達成)

★Top50cmの葉面積: 0.16m^2(目標達成)

【今週Week33の数値目標】

☆茎の太さ: 0.85 cm~

☆Top50cmの葉面積: 0.16m^2~

 環境(積算日射量,温度)は先週と比較し向上しなかったにも関わらず,樹勢が回復する方向に進みました。先週と比較し,環境ストレス(主に乾燥ストレス)が少なかったことが要因と考え,側窓を開ける等の高温対策を行うこととしました。温度はD1,D2の換気温度を下げました。葉かきは果実への日射のあたり度合いと病気の抑制を意識し,2枚行います。

 

Week33-Check

Week33終了時の生体情報に基づく生育診断

【生育状態の変化】

・茎の太さがかなり小さくなり,過去最小となりました。

・葉の大きさに大きな違いはありません。

【理想個体との比較】

・茎の太さがかなり小さくなりました。

・Top50cmの葉面積・個体葉面積が小さくなりました。

【先週との比較】

・茎の太さが小さくなりました。

・生殖/栄養 バランスは1.06となりました。

生殖/栄養 バランスは安定しています。

※生殖/栄養 バランスは,生育スケルトンに表示されていません。

 詳しい情報はレポートをご覧ください。

 

Week33のレポート

 

Week33の環境データ

【先週との比較】

(日射) ・先週比で屋外の積算値は+26.8MJ/㎡と大幅増加で、アメダス平年比では1.11倍と平年より少し多い状態でした。

・強い日射の晴れが続きました。 (温度) ・先週比で屋外の平均は同じ16.1℃でした。

・アメダス平年より+0.8℃高くなりました。

・屋内の温度は平均で先週比-0.4℃の21.2℃となりました。 (CO2) ・先週比で11.0ppm減少しましたが誤差範囲内です。 (飽差) ・光合成が盛んな午前中(D1)は目標の3~7g/m3をギリギリ維持でした。

・ただし、日射が強い時間は湿度が大幅に不足しています。

【制御設定との比較】

(温度)

・日格差(D2-N1)は数字上 7.9℃(先週8.2℃)。

・D1D2は換気設定変更により、温度がさげられました。ただし、N1は外気も高く温度はさがりませんでした。

・夜間の側窓の開け方が少なかったものと思われます。

(CO2 )

・低濃度で維持できていると思われます。

 環境計測 集計結果(日単位 最近2週間、1時間単位 1週間)

収穫、生育、環境の推移(週単位)

栽培アドバイザーからのコメント

【今週の評価】

★収穫が少なめで、細い状態ながらも安定しています。 3週間日射量が変化ない中、外気温が急上昇しましたが、 水分と排液率上昇が、回復につながっていると考えます。

・今後も、水分率と排液率を維持するようにしてください。

【次週へのアドバイス】

★今週の天気予報は晴れが多めで、気温も高くなっています。 http://www.jma.go.jp/jp/week/342.html。樹勢回復のために日平均は0.5~1℃下げることをお勧めします。特に、天気予報に応じて夜間に側窓をあけるようにしてください。

★制御ポイント  日射も増え日没前の外気も高いので、クイックドロップ確保も考慮してN1開始を30分遅らせてみます。 側窓は手動ですので、天気予報の最低気温が12℃あるときは半分以上あけてください。

 

Week33の潅水データ

 

Week33-Action

Week34-Plan

Week33のまとめと来週Week34活動予定

「週1オンラインミーティング」と「学生ミーティング」から決定しています。

 

詳しい情報はこちらからご覧ください。

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