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Week 46 2017.07.10-2017.07.16

Topic: Phase5(収穫最盛期)

【先週Week45のおさらい】

★尻ぐされ:2.28%→未達成

★茎の太さ:0.76cm→未達成

★茎の伸び:19.2cm

★裂果率:0.81%→達成

【今週Week46の数値目標】

☆廃棄の尻ぐされ率1%未満

☆茎の太さ1.00±0.15cm

 

Week46-Check

Week46終了時の生体情報に基づく生育診断

【生育状態の変化】

・茎の太さは増大に転じました(先週まで3週連続で減少していました)。

・中位葉面積は増大に転じました(先週まで3週連続で減少していました)。

【理想個体との比較】

・茎の太さと伸びに大きな違いはありません。

・Top50cmの葉面積、個体葉面積が小さくなりました。

【先週との比較】

・茎の太さが太くなりました。

・個体葉面積と積算LAIが大きくなりました。

 

Week46のレポート

 

Week46の環境データ

【先週との比較】

(日射) ・先週比で屋外の積算値は+56.2MJ/㎡と大幅増加、アメダス平年比では1.32倍と平年より大幅に多めでした。 (温度) ・屋外の平均は先週比で+1.7℃の28.4℃と大幅増加、アメダスでも平年より1.7℃高くなりました。特に夜間が非常に高い状態となっています。

・屋内の温度は平均で先週比+0.9℃で29.6℃と増加しました。

【制御設定との比較】

(温度)

・高温対策として温度を下げる方針でした ・天候回復により日中が30℃を大幅に越えました。

・屋外の気温上昇より屋内の上昇は抑えられているので、ミスト活用としては効果があったと思われます。

その他、屋外温湿度、屋内日射は障害のため欠測とします。

 環境計測 集計結果(日単位 最近2週間、1時間単位 1週間)

 

Week46の潅水データ

 

栽培アドバイザーからのコメント

【今週の評価】

★樹勢も回復し花芽の多さから生殖成長になっていると判断できるので問題なしとします。 ・日射が回復して高温になるなか、極端な小玉にもならず、果実品質は維持しているので管理は適切とします。

・裂果が増えたとのことですが、曇のときに土壌水分が多かったことも原因に思います。

・尻腐れも増えています。やはりスラブECが、かなり高いので改善が必要です。

【次週へのアドバイス】

★収穫最終に向けて、現在の着果を確実に収穫するように管理を継続してください。

・着色は温度に依存しますが高すぎは高温障害(黄色)になります。果実への日当たりは遮光カーテンで調整することをオススメします。

・ http://www.jma.go.jp/jp/week/342.html

★管理(制御)ポイント ・もう次週で栽培終了予定とのこと、次作に向けて、片付けを意識してください。 ・灌水は萎れないギリギリで継続してください。裂果させたくなければ、全摘葉で結構です。 尻腐れが多いのでEC下げと思いますが、夜は、水分が少なめORスラブECがが高くなるようにしてください。 ・栽培終了後の片付けにおけるポイントは、スラブを軽くすることです。  スラブ内の水分をできるだけ吸わせてから、片付けるようにすると、作業が楽になるとともに、廃棄物量も減ります。 (全摘葉すると吸いませんが。。。)

収穫、生育、環境の推移(週単位)

 

Week46-Action

Week47-Plan

Week45まとめと来週Week46活動予定

「週1オンラインミーティング」と「学生ミーティング」から決定しています。

 

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