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Week24

第24週です。「茎の伸び」は減少に転じました。「茎の太さ」は2週連続で(W23-24)大きくなりました。「Top50cmの葉数」は先週と比べかなり大きくなりました。「全葉数」は減少に転じました。先週と比べかなり小さくなりました。 果房形成速度の減少により,栄養成長傾向は弱くなりました。 樹勢のバランスを見て、適切な対応をお願いします。 先週(W-23)と比較して、茎の伸びは小さく(-10%)なり,茎の太さは大きく(+3%)なりました。 果房形成速度の減少(-4%)により、生殖/栄養バランスは栄養成長傾向(A/B=0.91)と判定されました。

アドバイザからのコメント

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写真の見た目では、果房の蕾の大きさや花の色からも生育バランスは良さそうに見えます。ただし、7レーンだけは茎割れも見えることから樹勢は少し強めと判断できます。 生育レポートの数字からは、おおむね目標としている値となっています。ハウス内の栽培ムラを考慮した現状把握と対策検討をお勧めします。 尚、日射が強くなっていくことを考慮して、この時期は徐々にLAIを増加させていく考えだと思います。側枝利用もその一つですが、指標としてはLAIも下げないように意識していただければと思います。

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今週の生育スケルトンレポートです。

PDFをダウンロードできます。

環境管理の状況です。

まだ準備ができていないので、今週は無しとさせてください。

2週間後のブログから報告できる予定になっております。

※ここは、後々自分たちので使いたい(注目してほしい)環境データをピックアップしたものに変えるかもしれません。

潅液管理の状況です。

裂果率をグラフに追加しました。 スラブ内PHと含水率は先週より少し低くなりました。

アドバイザからのコメント

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含水率とpHの高さを課題としているようですね。 含水率は樹勢と裂果率からは以上は見られないので、少し高めでもよいと思います。ただし、少し樹勢が強い部分がある点、日射量に応じて量を調整すべき点を考慮してください。 pHですが養液や計器に問題がないとすれば、純粋に植物の硝酸態窒素等の吸収量が多いために、pHが上がっているのでしょう。この場合の対処方法は、以下の文献によるとアンモニア態窒素の割合を増やすことが一般的のようですので検討してみてください。

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収穫状況です。

今作と前作の総収穫量の比較データです。

オレンジのグラフが、前作の総収穫量で、青いグラフが今作の総収穫量になります。

今週のミーティング結果です。

今週から細霧を使い始めました。

アドバイザからのコメント

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果実数を絞っているので、果実重を120g以上にはしたいことろですね。手段としては日の入り付近のD2->N1の切り替わり時にクイックドロップさせることが有効とされていますのでご検討ください。 尚、細霧については設定は問題ないのですが、どうしても濡れる株がでてきますので、葉や株間の調整をするようにしてください。

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