Week 37 2017.05.08-2017.05.14
Topic: Phase5(収穫最盛期)
【先週Week36のおさらい】
★茎の太さ: 0.84cm (未達成!!!,+1%)
★Top50cmの葉面積: 0.18m^2(達成!!!,+21%)
【今週Week37の数値目標】
☆茎の太さ: 0.85 cm~
☆Top50cmの葉面積: 0.18m^2~
Top50cmの葉面積は増大し,目標値を達成出来ました。ただし,茎径は目標値に到達していないため,引き続き樹勢回復を目標としています。先週と同様1果房最大2果まで摘果し,樹勢の回復を試みます。葉かきは3枚行い,個体葉面積の増減がないようにします。また,尻腐れ率が高い状態です。解決策として総潅水量の設定を大きくしました。温度設定はD2の換気温度を1度下げ,昼の気温(最高気温)が高くなりすぎない設定としました。
Week37-Check
Week37終了時の生体情報に基づく生育診断

【生育状態の変化】
・茎の太さが2週間連続で太くなりました。
・上位葉・中位葉・下位葉は全て大きくなりました。

【理想個体との比較】
・茎の太さと伸びに大きな違いはありません。
・Top50cmの葉面積は小さくなりました。
・積算LAIが大きくなりました。
【先週との比較】
・茎の太さが太くなりました。
・開花花房の進展速度が小さくなり,栄養成長傾向(生殖/栄養 バランス=0.46)と判定されました。
※生殖/栄養 バランスは,生育スケルトンに表示されていません。
詳しい情報はレポートをご覧ください。
Week37のレポート
Week37の環境データ
【先週との比較】
(日射) ・先週比で屋外の積算値は-19.2MJ/㎡と大きく減少で、アメダス平年比では0.92倍と平年より少ない状態でした。
・4週増え続けた後の初めての減少となりました。 (温度) ・先週比で屋外の平均は-0.8℃の19.4℃でした。
・アメダス平年より+0.8℃高くなりました。
・屋内の温度は平均で先週比-0.4℃の22.6℃となりました。 (CO2) ・大幅増ですが換気全開の状態で大気より高いためセンサ異常(基準ずれ)と思われます。 (飽差) ・目標は3~7g/m3の範囲ですが、晴天時は7を超え、曇天時は3以下が多かったです。
【制御設定との比較】
(温度)
・樹勢が弱めが続き、日射量低下の見込みから、日中温度を下げる方針でした。
・結果、N1について外気温が高く達成できませんでした(今後も同様ですが設定は継続)
・日格差(D2-N1)は数字上 7.2℃(先週7.7℃)
・最高温度が30℃を越える時間が、特に晴天時に、多くありました。
(CO2 )
・換気で全開と思われる状況で大気より250ppm高く、校正が必要な状態です。
・吸気タイプのセンサですので細霧などが影響している可能性があります。

環境計測 集計結果(日単位 最近2週間、1時間単位 1週間)

収穫、生育、環境の推移(週単位)
栽培アドバイザーからのコメント
【今週の評価】
★収穫が回復し、細い状態からも樹勢が回復してきました。 ・日射量が急に減少しましたが、外気温も下がったため日中の環境としては適切だと思います ・スラブ内の水分やECも曇天が多かったことも考慮すると適切だったと思います。 ・収穫や肥大が伸びたことは、先週の摘果、葉かきの効果がでて、光合成・呼吸のバランスが適切だったのかと思います。
【次週へのアドバイス】
★今後も、しおれと尻腐れを回避することを目標に、現状維持の管理を継続してください。
・今週の天気予報は晴れが多めで、気温も高くなっています。日射量の回復で温度が上がりやすい状況です。 http://www.jma.go.jp/jp/week/342.html
★制御ポイント ・現在の樹勢と根量を維持するために、設定は日中1℃下げ(急な上昇を防ぐ)かつ細霧活用をお薦めします ・日射が多いので夜温を上げるべきですが、樹勢回復狙いで下げで、設定は維持で継続です。
・CO2施用は窓が開く前提で、午前中のみタイマで施用を継続です(コスト考慮で停止も有り)
・灌水についても日射量増加に伴い、排液率多めになるようオススメします。
・摘果(着果数)は維持、葉かきは(従来方法なら)収穫段の上1枚まで残すことです。
・果実の日焼け、劣化防止に直射日光が果実に当たらないようにすることをオススメします。
Week37の潅水データ

Week37-Action
Week38-Plan
Week37まとめと来週Week38活動予定

「週1オンラインミーティング」と「学生ミーティング」から決定しています。
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