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Week 38 2017.05.15-2017.05.21

Topic: Phase5(収穫最盛期)

【先週Week37のおさらい】

★茎の太さ: 0.95cm (達成!!!,+14%)

★Top50cmの葉面積: 0.18m^2(達成!!!,+2%)

【今週Week38の数値目標】

☆茎の太さ: 0.95 cm~

☆Top50cmの葉面積: 0.18m^2~

1果房につき2果を継続、換気温度はD₁で23.5℃,D₂で25℃に設定しました。潅水設定は1~4パスで潅水量を5秒増やしました。 今週の葉かきは紐より下の葉を対象に行います。

 

Week38-Check

Week38終了時の生体情報に基づく生育診断

【生育状態の変化】

・茎の太さが3週間連続で太くなりました。

・茎の伸びが大きくなりました。

【理想個体との比較】

・茎の太さが太くなりました。

・積算LAIが大きくなりました。

【先週との比較】

・茎の太さが太くなりました。

・茎の伸びが大きくなりました。

・Top50cmの葉面積が大きくなりました。

・開花花房の進展速度が大きくなり,生殖/栄養 バランスは1.03となりました。

※生殖/栄養 バランスは,生育スケルトンに表示されていません。

 詳しい情報はレポートをご覧ください。

 

Week38のレポート

 

Week38の環境データ

【先週との比較】

(日射) ・先週比で屋外の積算値は+40.3MJ/㎡と大幅増加で、アメダス平年比では1.36倍と平年よりかなり多い状態でした。 (温度) ・先週比で屋外の平均は+0.4℃の20.0℃でした。

・アメダス平年より+0.6℃高くなりました。

・屋内の温度は平均で先週比+0.1℃で維持の22.6℃となりました。 (CO2) ・大幅増ですが換気全開の状態で大気より高いため校正ズレと思われます。 (飽差) ・目標は3~7g/m3の範囲ですが、午前D1後半は範囲内ですが、午後D2前半は8.4でした。

【制御設定との比較】

(温度)

・樹勢が弱めが続き、日射量増加の見込みから、日中温度を下げる方針。

・結果、日射増加しましたが、温度下げ、夜温低下の分、温度を維持できました。

・N1について外気温が高く達成できませんでした(今後も同様ですが設定は継続)

(CO2 )

・タイマ管理に以降しましたが、動作してないようでした。

・センサ異常と合わせて動作を止めていました。センサ校正とが必要。

 環境計測 集計結果(日単位 最近2週間、1時間単位 1週間)

収穫、生育、環境の推移(週単位)

栽培アドバイザーからのコメント

【今週の評価】

★収穫が回復し、細い状態からも樹勢が回復してきました。 ・日射量が大幅に増加する中、日中と夜間の温度下げができたことが樹勢回復につながったと思います。 ・スラブ内のpHやECも問題ない範囲だったと思いますが、水分は少し多めでした。 ・スラブの水分が多いのに尻腐れが増加しているとのことで、養分が実に行きわたっていないと考えられます。

【次週へのアドバイス】

★今後も、しおれと尻腐れを回避することを目標に、現状維持の管理を継続してください。

・今週の天気予報は晴れが多めで、気温も高くなっています。日射量は今週よりも下がるはずです。 http://www.jma.go.jp/jp/week/342.html

★制御ポイント ・現在の樹勢と根量を維持するために、設定は維持をお薦めします。 ・日射が多いので夜温を上げるべきですが、樹勢回復狙いで下げで、設定は維持で継続です。

・灌水についても日射量に応じて調整ですが、裂果がないから排液率多めになるようオススメします。

・摘果(着果数)は維持、葉かきは(従来方法なら)収穫段の上1枚まで残すことです。

・果実の日焼け、劣化防止に直射日光が果実に当たらないようにすることをオススメします。

 

Week38の潅水データ

 

Week38-Action

Week39-Plan

Week37まとめと来週Week38活動予定

「週1オンラインミーティング」と「学生ミーティング」から決定しています。

 

詳しい情報はこちらからご覧ください。

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