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Week 39 2017.05.22-2017.05.28

Topic: Phase5(収穫最盛期)

【先週Week38のおさらい】

★茎の太さ: 1.10cm (達成!!!,+16%)

★Top50cmの葉面積: 0.21m^2(達成!!!,+14%)

【今週Week39の数値目標】

☆茎の太さ: 0.95 cm~

☆Top50cmの葉面積: 0.18m^2~

早朝の湿度が高く裂果の原因になっていると考えたため、D1換気を3度下げに設定

 

Week39-Check

Week39終了時の生体情報に基づく生育診断

【生育状態の変化】

・茎の太さと茎の伸びがわずかに小さくなり,理想個体に近づきました。

・下位葉が4週間連続で大きくなりました。

【理想個体との比較】

・Top50cmの葉面積が大きくなりました。

【先週との比較】

・Top50cmの葉面積が大きくなりました。

・生殖/栄養 バランスは1.03となりました。

※生殖/栄養 バランスは,生育スケルトンに表示されていません。

 詳しい情報はレポートをご覧ください。

 

Week39のレポート

 

Week39の環境データ

【先週との比較】

(日射) ・先週比で屋外の積算値は-7.7MJ/㎡と微量減少でほぼ維持、アメダス平年比では1.23倍と平年より2週連続でかなり多い状態でした。 (温度) ・先週比で屋外の平均は+0.9℃の20.9℃でした。

・アメダス平年より+0.5℃高くなりました。

・屋内の温度は平均で先週比+0.7℃で維持の23.4℃となりました。 (CO2) ・校正中のためコメントなし (飽差) ・目標は3~7g/m3の範囲ですが、午前は6、午後は8.5でした。

【制御設定との比較】

(温度)

・樹勢が回復しつつも高温が続くので、換気温度を下げる方針。

・結果は、日射,気温の高さで、制御は不能。だだし、 最高温度が30℃を越える時間が、特に外気温が高い日に、多くあったのは問題。 換気(側窓)や細霧冷房の見直しが必要と思われます。

(湿度)

・裂果対策として結露しないように湿度を下げる=換気を早くする方針。 ・結果は、D1湿度は上昇しているが曇や雨の日の影響であり、その他は数%だけ低下していた。

 環境計測 集計結果(日単位 最近2週間、1時間単位 1週間)

収穫、生育、環境の推移(週単位)

栽培アドバイザーからのコメント

【今週の評価】

★収穫・樹勢が安定しています ・日射量が多い状態も続いており樹勢は問題ありません。 ・着果が少ないので、すこし個重があがってもいいと思います。その点はどこかに光合成を阻害する要因があると思われます。 ・裂果対策として、結露させないために午前中の温度下げを狙っていたが、湿度下げ効果は僅かでした。

【次週へのアドバイス】

★今後も、しおれと尻腐れ裂果を回避することを目標に、現状維持の管理を継続してください。

・今週の天気予報は晴れが多めで、気温も高くなっています。高温障害に気を付ける。 http://www.jma.go.jp/jp/week/342.html

★制御ポイント ・すでに最低気温が18℃を超えつつあり、環境制御はあらゆる手段を講じての温度下げを試みてください。基準は外気温と同じ。(ミスト適用しない時間) ・最高気温が30℃を越えると光合成や着果にも影響でるので、ミスとの制御の見直しをお勧めします。

・結露については、早朝加温したいところですが、暖房も使いにくいので、風通しの確認をしてみてください。

・裂果については、結露防止とともに夕方の土壌成分を下げることをオススメします。  裂果と尻ぐされのバランスがとれるような管理を目指しましょう。

・例年なら、梅雨になるまであと2~3週ぐらいです。樹勢、着果維持につとめてください。

 

Week39の潅水データ

 

Week39-Action

Week40-Plan

Week38まとめと来週Week39活動予定

「週1オンラインミーティング」と「学生ミーティング」から決定しています。

 

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