Week 41 2017.06.05-2017.06.11
Topic: Phase5(収穫最盛期)
【先週Week40のおさらい】
★茎の伸び:21.7cm(+21%)
★茎の太さ:0.89cm(-15%)
★Top50cmの葉面積:0.17m^2
【今週Week41の数値目標】
☆茎の伸び:<21.7cm
☆茎の太さ:>0.89cm
☆Top50cmの葉面積:>0.17m^2
外気温と同じ温度を目標とする。
Week41-Check
Week41終了時の生体情報に基づく生育診断

【生育状態の変化】
・茎の伸びが小さくなり、理想個体に近づきました。
・茎の太さはかなり太くなり、理想個体に近づきました。

【理想個体との比較】
・茎の伸びと太さに大きな違いはありません。
・Top50cmの葉面積が小さくなりました。
【先週との比較】
・茎の伸びが小さくなりました。
・茎の太さが太くなりました。
・生殖/栄養 バランスは0.98となりました。
※生殖/栄養 バランスは,生育スケルトンに表示されていません。
詳しい情報はレポートをご覧ください。
Week41のレポート
Week41の環境データ
【先週との比較】
(日射) ・先週比で屋外の積算値は-28.7MJ/㎡と大幅減少、アメダス平年比では1.07倍と平年並となっています。これまで3週連続が多かったため、少し大きな減少となっています。 (温度) ・屋外の平均気温は先週比で-1.3℃の21.6℃で、アメダス平年より0.6℃低くなりました。
・屋内の温度は平均で先週比-1.3℃で減少の23.4℃となりました。 (CO2) ・換気が多い日中に高い状態となり、再度故障又は校正が必要そうです。 (飽差) ・午前中は目標の3~7g/m3の範囲となりました。
【制御設定との比較】
(温度)
・徒長対応(また日射低下対応)として温度下げの方針。特に、外気温との差を減らすということでしたー>ただし、D1換気温度を上げた?(理由は不明)
・結果、日平均は下がったものの、外気と同じ動きで、さらに、最高温度が30℃を越える日が2日ありました。ミストがあれば、外気温以下にできはずで、対応は不十分だっったと考えられます。今後、細霧冷房の見直しが必要と思われます。
(飽差・湿度)
・裂果対策としていた、D1前半の湿度は90%越えており、対策(D1の換気温度上げ?)は効果がありませんでした。光合成最大化としてのD1後半~D2前半の飽差は5~6と(日射多い状態では少し低いですが)適切でした。

環境計測 集計結果(日単位 最近2週間、1時間単位 1週間)
Week41の潅水データ

栽培アドバイザーからのコメント
【今週の評価】
★収穫も樹勢も回復ました、生育と環境のバランスが適切だったためと思います。 ・日射量は3週多かったあとの減少となりましたが、温度も下がったことで樹勢回復につながりました。ただし、対応として温度下げをした効果というわけではなく、果数が少なめだったこともあって、バランス維持ができたのかと思います。
・ただし、尻腐れが増えている現状は、カルシウムの絶対量または果実への分配が不足していることが考えられます。裂果が多い状態と同時に起こっていることから、分配が不足している可能性が高いと思います。
【次週へのアドバイス】
★今後も、(最終収穫にむけて)尻腐れや裂果を回避することを目標に管理を継続してください。
・最終収穫にむけて成長は止める(果実に回す)時期になります。果実品質向上のため最終収穫段の1~2段ぐらい上までは摘花での対応をオススメします。
・梅雨時期には変化が激しくなりますので、しおれに注意しながら潅水管理をしましょう。
・今週の天気予報は、晴れが多めで気温は平年並みのようです。 http://www.jma.go.jp/jp/week/342.html
★管理(制御)ポイント ・基本的に温度下げを行い、ミストなしでは外気温に近づけてください。 ・また、夜間の外気は下がっても問題ありませんので、側窓は開放をオススメします。
・潅水については、土壌水分を最高で60%程度(晴れが75%として)に下げてよい
と思いますが、日中は入れ替えのために実施しましょう。 ・カルシウムについては葉面散布などが可能であればご検討ください。

収穫、生育、環境の推移(週単位)
Week41-Action
Week42-Plan
Week40まとめと来週Week41活動予定

「週1オンラインミーティング」と「学生ミーティング」から決定しています。
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