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Week 26 2017.02.20-2017.02.26

Topic: Phase4(収穫とバランス)

【先週Week25のおさらい】

★生殖/栄養 バランス: 0.53 (目標達成ならず)

【今週Week26の数値目標】

☆生殖/栄養 バランス: 0.8~1.2

 葉かき3枚に設定し,生殖/栄養 バランスを生殖方向に傾けるための管理を行いました。

温度については、晴れの日のD1からD2への温度変動を小さくし、飽差の急激な増加を防ぐためにD1の換気温度を1度あげる設定としました。D1とD2の温度差を小さくするためにD1の換気温度を上げたあ理由は、D1とD2の天窓が開くタイミングを可能な限り減らすためです。

 

Week26-Check

Week26終了時の生体情報に基づく生育診断

【生育状態の変化】

・Top50cmの葉面積が小さくなりました。

・茎の伸び・太さに大きな違いはありません。

【理想個体との比較】

・個体葉面積が小さくなりました。

・茎の伸び・太さに大きな違いはありません。

【先週との比較】

・茎の伸び・太さに大きな違いはありません。

・開花花房の進展速度は大きくなりましたが,

 生殖/栄養 バランスは栄養成長傾向(0.71)と判定されました。

※生殖/栄養 バランスは,生育スケルトンに表示されていません。

 詳しい情報はレポートをご覧ください。

 

Week26のレポート

 

Week26の環境データ

【先週との比較】

(日射)先週比で屋外の積算値は-10.1MJ/㎡と少し下がりました。

    アメダス平年比では0.92倍と平年より少ない状態でした。

(温度)先週比で屋外の平均は-0.1℃の7.9℃でした。

アメダス平年比では+0.9℃と高い状況でした。

    屋内の温度も平均で先週比-0.6℃の19.5℃となりました。

    特に、昼間が1.2℃低下しています。(日射低下に伴う)

(CO2)先週比で-32.5ppmと減少しました。(施用停止に伴う)

(飽差)光合成が盛んな午前中(D1)は目標3~7g/m3範囲でした。

急変化(暫定基準 ±3g/m3 /5分)は、 D1→D2に1回ありました

【制御設定との比較】

(温度)日格差(D2-N1)は数字上 8.7℃(先週10.7℃)。

    ほぼ狙い通りの温度制御でした。

    実際は、D1の24℃をD1~D2開始時刻に4段階にして     設定する等、窓が急に閉まらないようにしました。     結果、飽差の急変化も1回(前回4回/週)でした。     尚、1回の変化では、風があるタイミングで、CO2施用、     さらに、温度上昇による窓開けがあり、

    気流で湿度が急変化したように見えます。

(CO2 )光合成量を増やすため設定継続としましたが、

    燃料切れだったために制御できませんでした。 ※25日再開

 環境計測 集計結果(日単位 最近2週間、1時間単位 1週間)

収穫、生育、環境の推移(週単位)

栽培アドバイザーからのコメント

【今週の評価】

★収穫が戻りつつ、少し細い状態ですが生育は安定しています。 日射量が減って昼温が下がり、平均温度が0.5℃下がったことが 生育の維持につながったと思います。 CO2施用が2週止まっていたので、個重が下がったと思います。 また、全般的な光合成量の低下により、 蕾が小さくなったように見えます。

【次週へのアドバイス】

★今週の天気予報からも変化多く、平年より気温が高いようです。 CO2施用(復活)を前提でも日射が2週減るとして 樹勢維持のため温度管理は少し下げとします。 バランスは生殖へ傾けるために日較差は維持、EC上げなども考慮です。 http://www.jma.go.jp/jp/week/342.html

 

Week26の潅水データ

 

Week26-Action

Week27-Plan

Week26のまとめと来週Week27の活動予定

「週1オンラインミーティング」と「学生ミーティング」から決定しています。

 

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