Week 23 2017.01.30-2017.02.05
Topic: Phase4(収穫とバランス)
【先週Week22のおさらい】
★生殖/栄養 バランス: 0.91 (目標達成)
【今週Week23の数値目標】
☆生殖/栄養 バランス: 0.8~1.2
暖房費の関係で,D2暖房温度を1℃下げる設定にしました。
それに伴い,D2-N1※を確保するため,D2換気温度を1℃上げる設定をしました。
※D2(12:00~日の入の時間帯)の温度からN1(日の入~24:00の時間帯)の温度を引いた数値
Week23-Check
Week23終了時の生体情報に基づく生育診断
【生育状態の変化】
・2週連続で茎の太さが減少しました。
・結果として理想個体に近づきました。
【理想個体との比較】
・個体葉面積が減少ました。一方積算LAIが非常に大きくなりました。
・開花花房の進展速度が減少し、
生殖/栄養 バランス=0.68栄養成長傾向と判定されました。
※生殖/栄養 バランスは,生育スケルトンに表示されていません。
詳しい情報はレポートをご覧ください。
【先週との比較】
・Top50cmの葉面積が減少しました。
・個体葉面積が減少し、積算LAIが減少しました。
Week23のレポート
Week23の環境データ
【先週との比較】
(日射)先週比で屋外の積算値は-7.9MJ/㎡と下がりました。
アメダス平年比でも0.96倍と少し少ない状況でした。
(温度)先週比で屋外の平均は+1.4℃の7.4℃となりました。
アメダス平年比では+2.0℃と大幅に高い状況でした。
夜温は低かったので日較差が大きかったのが特徴です。
屋内の温度も平均で先週比+0.2℃の19.7℃となりました。
(CO2)センサ障害のため欠測
(飽差)光合成が盛んな午前中(D1)は目標の3~7g/㎥の範囲で、
急変化もありませんでした。
ただし、午後(D2)は温度が高く維持され7g/㎥を越えました。
また、換気も多く変化も大きい状態でした。
【制御設定との比較】
(温度)ほぼ狙い通りの温度制御でした。
日格差(D2-N1)は数字上9.3℃ありました。 ※D1_2は日の出1時間後~正午まで、D2_1は正午~日の入1時間前です
環境計測 集計結果(日単位 最近2週間、1時間単位 1週間)
収穫、生育、環境の推移(週単位)
栽培アドバイザーからのコメント
【今週の評価】
★収穫、生育ともに安定しています。 日射は減りましたが、昼温の増加による日較差の確保ができた こと、葉かきや潅水管理等も適切だったと思います。
【次週へのアドバイス】
★今週の天気予報は、曇りや雨・雪が多く、 平年より気温が低いようです。 昼間の温度が下がりますが、夜の温度N2も少し下げるよう オススメします。
Week23の潅水データ
Week23-Action
Week24-Plan
Week23のまとめと来週Week24の活動予定
「週1オンラインミーティング」と「学生ミーティング」から決定しています。
ACADEMIC ADVISER COMMENT
週1オンラインミーティングの内容を一部公開いたします。
ACADEMIC ADVISER 高山のコメントと,学生の回答です。
詳しい情報はこちらからご覧ください。
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