Week 18 2016.12.26-2017.01.01
Topic: Phase4(収穫とバランス)
【先週Week17のおさらい】
日射量の減少と側枝利用の影響により、樹勢が弱い状況でした。
Week18の数値目標を
★生殖/栄養 バランス:0.57～0.82(栄養成長傾向)
★茎の太さ: 0.97～1.15cm(増大もしくは現状維持)
とし，葉かき１枚と摘果の徹底を行いました。
Week18-Check
Week18終了時の生体情報に基づく生育診断
【生育状態の変化】
・茎の伸びが増大に転じました(先週まで3週連続(W-15～17)で減少していました)
・茎の太さが増大に転じました(先週まで3週連続(W-15～17)で減少していました)
【理想個体との比較】
・茎の伸びが小さい
・開花花房の進展速度が大きい
【先週との比較】
・Top50cmの葉数が大きい
・Top50cmの葉面積が大きい
Week18のレポート
環境は以下の通りでした。
栽培アドバイザーからのコメント
【環境】 （日射）先週比で屋外の積算が増えました。 アメダス平年比でも1.04倍とほぼ平年並みの状況でした。 天候不順であった先週と比べて大幅に増加しました。
（温度） 先週比で屋外の平均は－4.4℃と高かった先週に比べ大幅に下がりました。 アメダス平年比では＋0.5と平年並みよりわずかに高い状況でした。 屋内の温度も平均で先週比‐0.5℃となりました。 昼間の温度が少し下がりました。
（CO２）先週比で日中の平均が－97.1ppmと少し減りました。 これは窓が開く時間が多かったためと考えられます。
【栽培コメント】
★樹勢の回復は、日射量が増え、温度が少し下がったことが原因と考えます。水分量がさがり、スラブ内ECは高かったため、生殖成長に働き、花は前週より改善しています。生育バランスは適正であるように思います。 ★今週の天気予報は、曇や雨が多く平年より気温が高くなります。日射低下が見込まれるので、樹勢下げの温度上げと相殺して、平均温度（設定）は維持をお勧めします。
Week18-Action
Week19-Plan
Week18のまとめと来週Week19の活動予定
PDCAは、「週１オンラインミーティング」と「学生ミーティング」から決定しています。
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